(R6.6.20 ゴマダラカミキリ)
みかん管理
青島みかんです。
夏期剪定の最中でした。
連年安定生産
ゴマダラカミキリです!
園地状況や天候によって
発生状況は異なりますが
このゴマダラを
見ない年は
ないかもしれません。
環境適応能力も高いようで
この温暖化にも対応しています。
第一次発生が
5月~7月頃だったとして
第二次発生がそれ以降
暑さが少し和らぐ?
8月~10月ぐらいまで
発生が報告されています。
どこの園地でも
同じではありませんので
発生状況の確認が必要です。
同じ甲虫目のクワガタは
12月でも野外で
活動できる個体も確認されています。
(ゴマダラ)
カミキリムシの
被害を受けやすい理由はあるか?
毎年、同じ樹が被害を受ける
この園地で発生が多い
などなど
個人的見解です。
切り下げ剪定(立枝を切っている)
窒素過多(基準通り)
樹勢低下(ホルモン剤、高温・乾燥、摘果不足、隔年結果)
人が手を加えることで
昆虫にとって都合の
いいことがあるのです。
植物が弱ることで
害虫が侵入しやすい。
虫よけホルモンが弱るから。
水分が多くて弱った樹
窒素が多いと
植物は処理しきれず弱ります。
樹勢が弱っているのに
窒素が多いと処理しきれないので
水で中和しようとします。
水をたくさん含みやすくなります。
昆虫は水を欲しがります。
剪定は切り方の見直し
窒素(肥料)は
適量を考え直すことですね。