【切り上げ剪定】高品質生産“みかん有葉果”意識しないと出ない時代
2024年07月15日
(早生みかん 有葉果)
みかん管理
早生みかんです。
切り上げ剪定継続園です。
徐々に有葉果を
増やしていく計画です。
みかん有葉果は
意識しないと出ません!
有葉果を
増やすための
切り上げ剪定です。
立枝を活かすための
切り上げ剪定を続けることで
有葉果を増やすことができます。
NPKの肥料を
沢山撒いたとしても
有葉果はあまり増えてくれません。
有葉果を増やすためには
秋期のCN比を
高く保つ必要があります。
有葉果なんていらない
直花果で十分
美味しい味が出せるなら
このようなことを
考える必要はありません。
(早生みかん 有葉果)
温暖化が進むと
栄養成長と生殖成長の
バランスを崩しやすいため
ホルモンも乱れやすくなります。
アクセルホルモンに当たる
ジベレリンが強くなるのです。
ジベレリンが強い=ジベレリン活性
ジベレリン活性=栄養成長に傾く
ジベレリン活性中=窒素だけは良く吸収
ジベレリン活性=窒素過多傾向
窒素過多=水分で中和(水を吸収しやすい:暑さに弱い)
ジベレリン活性=CN比は低い
CN比は低い=有葉果は減少
簡単に言うと
ジベレリン活性に成らない程度の
栄養補給(肥料)に努めるということです。
窒素過多=根っ子量減少
根っ子量減少=窒素以外の吸収鈍る
窒素しか吸収できない状況を作ることで
栄養成長に
傾きやすくなります。
栄養成長(強)=徒長枝
個人的見解
窒素は花の成長の妨げをします。
窒素を減らす(適量)ことで
質の高い花(有葉花)
大きい良質な有葉花
花を咲き切らせる
良質な有葉果(花)を得られやすくなります。
花(実)の成長と樹の成長を
考え直す時かもしれません。