みかん管理“団粒構造”堆肥で土壌を改良せよ!
2025年04月12日
(みかん園 堆肥)
みかん管理
土作り
土壌改良
植物の育ちを
良くするために堆肥施用
定期的な堆肥施用
団粒構造を発達させます!
1・堆肥中の水溶性炭水化物がしみ込んでいきます。
2・地温の上昇に伴って微生物が水溶性炭水化物の一部を分解します。
3・分解によって二酸化炭素(炭酸ガス)が発生します。
4・発生した二酸化炭素(炭酸ガス)が固い土をほぐしていきます。
5・ほぐれた土とノリ状物質である水溶性炭水化物、有機物などが一体となって団粒を形成します。
堆肥を施用される
みかん園は増えています。
ただし草生のみかん園はまだ少ないです。
土壌流亡軽減のため
草生栽培は必要と思います。
(堆肥)
土が固くなると
窒素が優先して
吸収されるようになります。
その場合
栄養成長を強めやすく
生殖成長が弱くなります。
樹はデカくなり
枝は徒長しやすく
果実品質が
思うように上がらなくなります。
土を軟らかく保ち
根を活性化させることで
全ての栄養素をバランス良く吸収できます
土が軟らかいと
根っ子周囲の
窒素濃度を低くできます。
土が固いと
根っ子周囲の
窒素濃度が高くなります。
窒素濃度が高いと発根が弱まります(細根減)
デカいみかんで良ければ
窒素だけを良く効かせて
栄養成長で大丈夫なんです。
果実内容を良くしたければ
窒素濃度を薄めに保ち
生殖成長の方を意識します。
(堆肥)
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