【早生みかん】果頂部下向き“ホルモンチェンジ”高品質を生み出せ!

みかん摘果
(8月の摘果)

みかん管理
早生みかんです。


切り上げ剪定15年以上継続です。

枝の動きが柔らかくなり

果実の肥大と共に
枝が垂れ下がります。


果頂部下向き
ホルモンチェンジです!


言い方を変えると

栄養成長から
生殖成長に切り替わりやすくなります。


果実内容の
向上に期待が持てます。

果梗枝の細いほど
糖度の面でも期待できます。


特に高品質な有葉果では

直花果に比べて

1%程度の
増糖可能性ありです。

果頂部が下を向いてくれないと

ホルモンチェンジ

または、栄養成長から
生殖成長への切り替えが遅れて


大玉みかん
軸太みかん
粗皮みかん

などの心配があります。

いつまでも
上を向いているような場合

日焼けが増えてしまいます。
みかん摘果
(みかん摘果)

摘果の方法

切り上げ剪定の場合です。

枝に対して上向き果を
全て落とすつもりで摘果を進めます。

枝に対して下向き果を残していきます。

枝が下垂することで
高確率で果頂部が下向きになります。

下向き果は小玉になりませんか?

切り上げ剪定では
後半に果実肥大が進みます。

少し小さいくらいなら問題ありません。



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