
(青島みかん ホルモン)
みかん管理
青島みかんです。
毎年の目標として
高糖度みかんや
体質強化があります。
天候に大きく
左右されやすい部分です。
今回は“体質強化”
について書いていきます。
力づくの体質強化として
植物調整剤の散布があります。
(ホルモン剤)
栄養成長型ホルモンとか
アクセル型ホルモンと考えています。
(ジベレリンのこと)
ところが、その
ジベレリンで緊急停止できるんです!
ホルモン剤なので
確かに効果は大きいです。
個人的ですが
心配事があります。
食味がイマイチ劣るのです。
私の舌が味覚障害で
あるのならいいのですが。
果皮が相当固くなり
剥皮が困難になることもあります。
あまりにも
不自然なみかんかも。
妙な硬さと筋張った
みかんになるかもです。
(9月上旬頃 青島みかん)
満開後130日くらいは
みかん樹体内のホルモンが変化するタイミングです。
栄養成長から
生殖成長への切り替わりですね。
ジベレリン濃度が
下がり始める頃です。
ジベレリン濃度が下がってきた所へ
高濃度のジベレリンを散布しますね。
植物は異常を察知して緊急停止に至ります。
ジベレリンには
活性型と不活性型があります。
低濃度段階に入った所で
高濃度処理を施すので成長が止まるのです。
(一旦急ブレーキがかかる)
ホルモン剤は
変化、効果共に強力です。
目に見える形で現れるので
高くても使う方が多いでしょう。
ホルモン異常
緊急停止など植物への
負担も大きいことをお忘れなく。