【みかん害虫】早生の吸汁害“ツヤアオカメムシ”判別できるか?
2023年11月08日
(11月 昼間からも吸汁活動)
みかん管理
早生みかんです。
収穫が待ち遠しいこの頃
着色の具合を見にみかん園へ。
綺麗な緑色の
虫が張り付いていました。
あれっ
そうですカメです。
害虫ツヤアオカメムシです!
密度はそれほど
多くはありませんでした。
問題は吸汁害の
みかんが判別っできるかどうか。
完全着色での吸汁害は
なかなかわかり辛いものです。
収穫してから5日程度
置いて様子を見るしかありません。
(ツヤアオカメムシ)
カメムシは夜行性で
夕方頃から夜にかけて
栄養十分な
オスのカメムシが
集合フェロモンを発生します。
かなり広範囲に
わたり影響があるようです。
同種のカメムシが集まってきます。
代表格は3種と考えています。
チャバネアオカメムシ
ツヤアオカメムシ
クサギカメムシ
他にも
カメムシが見られましたので
集合フェロモンは
相当な威力なんでしょう。
集合フェロモンは
美味しい餌場があることを
知らせるホルモンだと考えます。
集まった後に
吸汁が始まるようです。
いつまでも20℃を
超えるような日が続きます。
カメムシも長期間にわたり
活動ができるようになってしまいました。