(R5.5.31 春芽長過ぎ?)
みかん管理
早生みかんです。
剪定無しで3年経過
枝が随分混雑してきました。
また、立枝より
横枝を使っていたので
有葉果の減少
直花果の増加
ジベレリン活性で長い芽に!
ホルモンバランスを崩していました。
春芽が長くダラダラと伸びてしまいました。
この場合
根っ子が弱っていると考えられます。
(無いわけではない、細根量減少)
切り上げ剪定にして
ホルモンバランスを調整します。
窒素量は多くする必要はありません。
地上部より地下部を
充実させると
徒長枝など減少するはずです。
窒素は栄養成長を強め
樹を縦方向に伸ばしやすくします。
地下部(発根)を
弱くする心配もありますので
窒素過多には注意が必要です。
(ダラダラ伸びたらハモグリ)
長くダラダラ伸びる春芽は
害虫が侵入しやすくなります。
ミカンハモグリガの
産卵場になってしまいます。
害虫の侵入を防ぐためにも
先ずは芽を短く止めるべきと考えます。
その次に予防策として薬剤散布があります。
徒長枝が多い
芽が長くダラダラ伸びる場合は
剪定の切り方や
窒素量の見直しが必要だと考えます。
(やや長い芽 ハモグリ無い)