
(R4.9.17 早生みかん)
みかん管理
早生みかんです。
令和4年は表年
着花レベルは4.2くらいです。
着果過多樹が多くありました。
1回目の摘果は
7月から開始しました。
2回目の摘果は
9月の中旬から進めています。
特に意識していることは
果頂部は下向きで決める!
です。
枝を下垂させて
果実を下向きにすることで
小玉サイズや
軸の細いみかんに
仕上がりやすいからです。
みかんのサイズはS・M狙いです。

M・L狙いでは失敗する
ケースが多かったためです。
途中、雨が多くなり
L~2Lの割合が増えてしまい
果実内容の糖度が
低いまま終わってしまったからです。
果頂部を下向きで揃えることは
時間と手間がかかりますが
実施する価値はあると考えます。
必ず高品質みかんに
仕上がるわけではありませんが
植物ホルモンの
ジベレリンを抑制できますので
大玉、軸太、浮皮などの
割合を減小させることができます。
何かを散布して
改善することも大切ですが
植物ホルモンは
想像以上に強力です。
先ずはホルモン
アクセルを踏むのか
ブレーキを踏むのか
栄養成長か
生殖成長なのか
簡単に数字で
示せるものではありませんが
見ようとする努力は必要です。

(ブレーキかけてM・Sサイズ中心 Lもある)