【みかん輪切り】期待の“有葉果”房数は12個 内容は平均
2022年09月24日

(R4.9.10 早生みかん Sサイズ)
みかん管理
早生みかんです。
切り上げ剪定継続園です。
期待の有葉果を輪切りです!
房数は12個ありました
糖度は平均より高いつもりでいました。
分析をしてみると
果実内容は平均でした。
内容重視で努めてきたのですが…
主に二つの
ストレスを与えてきました。
〇着果ストレス
〇養分ストレス
ここへもう一つ
水分ストレスが
加わると良かったのですが
雨続きで難しかったです。

(早生みかん 輪切り)
令和4年のような雨年でも
果実内容を上げていくためには
園地条件が
重要だと考えます。
機械化を進めやすい
平らな園地ではありません。
傾斜のある園地や
段々のみかん園ですね。
排水条件が良い園地になります。
管理の大変なみかん園の方が
果実内容は上げやすいということです。
平らな園地での
品質向上対策が
無いわけでもありません。
〇有葉花で大きく咲かせる。
(直花でもダメではない)
〇窒素過多には注意する。
〇切り上げ剪定でホルモン強化。
近年は温暖化の影響で
開花が早まる傾向があります。
花が充実する前に
開花してしまう現象が起きています。
花で品質が決まると考えています。
有葉花がベストですが
直花でもダメではありません。
大き目の花で
時間をかけて花を咲かせます。
剪定不足でも
花の質を落としやすいものです。
花を見てからの管理ではなく
花が出るまでの
管理を大切にしたいですね!