葉果比は無視“浮皮みかん”水の攻略失敗

浮皮みかん
(R6.12.11 青島みかん)

みかん管理
青島みかんです。


我が家にも有りました。

摘果不足のみかん。

地面はみかんだらけで

これだけ摘果したからもういいのだと。

葉果比は無視して
摘果終了してしまったのです。


浮皮みかん出来上がりです!

年内逃げ売り用で

貯蔵ができない
青島みかんになりました。


葉果比は
30枚に1果とか
35枚に1果が基本です。

葉数が足りない状態です。

水の攻略も失敗です。

葉は水の
出口にもなります。


樹勢弱く葉が少ない場合は

水は果実に
引っ張られやすくなります。


また植物ホルモンの

ジベレリンを
活性化させることでも


水を引っ張りやすくなるのです。

細胞が水を
取り込みやすい
縦肥大になるからです。


枝は徒長しやすく

果形は丸くなったり
腰高になったりします。



浮皮みかん
(浮皮みかん)

浮皮要因の中でも

ジベレリンは強力です。

ジベレリンを抑えるだけでも

浮皮軽減は可能です。

なぜジベレリンが強まるのですか?

〇無暗に立枝を切るからです。

〇窒素を多く撒き過ぎるからです。

〇土壌を硬くし過ぎるからです。

窒素は基準より
少なく撒いていますよ?

心当たりないですかね?

土壌が硬すぎると

肥料成分が
直ぐに浸透しません。


根っこ周囲は
高濃度の状態です。

窒素濃度高まる 

⇒ 窒素以外の吸収弱る 

⇒ 水に溶けやすい無機の窒素を特に吸収します。

⇒ 根傷み心配あり。

根っ子の浅い
カチカチ三ケ日土壌は


草生栽培や
堆肥施用などで
土を柔らかくした方が良いです。

無機窒素でなくて
有機窒素ならいいですね。


その通りです。

浮皮みかん


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