青島みかん“徒長枝”成らせて処理

徒長枝みかん
(徒長枝 青島みかん)

みかん管理
青島みかんです。

日当たり良好な段々畑です。

樹勢良好な青島です。

ムダに伸びた
強い枝が目立ちました。


徒長枝は成らせてから処理です!


徒長枝のみかんを
高品質に仕上げるためには

窒素量を普通よりも
少し少な目にすることです。


徒長枝はパワーの有る枝です。

余分に窒素を与えてしまうと

ジベレリンを強くしてしまいます。

栄養成長に
強く傾けることになるので


みかんの品質は
上がらないことがあります。
果頂部下向き
(果頂部下向き)

無駄に長く伸びた枝
徒長枝は切りたくなるかもしれません。


徒長枝1本はそのまま

同じ位置から
徒長枝2本の場合は
1本にして力を集めます。


同じような位置から3本以上の場合は

できれば
1本までにします。

2本でもダメではありませんが

有葉果(花)率が減少します。

1本にまで整理できると

最も有葉果(花)率が高まります。

有葉果(花)=力のある花(果)です。

徒長枝を使わずに切ってしまうと

ジベレリンが強くなります。

樹の生長にはプラスですが

果実内容についてはマイナスになります。

枝を切ることで
ジベレリンが高まります。


下垂枝や
みかんを成らせた枝であれば
そこまでジベレリンは活性しません。

立枝、徒長枝をバチバチ切ると

ジベレリンが強まります。

枝の処理、切り方で
ジベレリンが変化します。


剪定で切り過ぎがダメな理由は

ジベレリンが
強くなり過ぎる心配あるからです。

ジベレリン=栄養成長です

栄養成長が強過ぎると
果実品質は劣りやすいです。

栄養成長と生殖成長のバランス大切です。

☆ジベレリン活性になりやすいこと

・剪定で切り過ぎ
・立枝を切った時(徒長枝)
・窒素過多の時


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