(R6.9.20 切り上げ剪定 バランス着果)
みかん管理
早生みかんです。
令和6年表年
着花レベルは
4の樹が多かったです。
早期摘果が成功し
夏芽を多く
出すことができました。
樹勢を持ち直したので
来年の着果に
期待できるでしょう。
切り上げ剪定はホルモンを活かし
果実品質の向上や丈夫な樹を作っていきます。
摘果方法としては
枝別全摘果や
樹冠上部全摘果は行いません。
品質が良ければ
なるべく全ての枝を使います。
よって間引き摘果が主体になります。
バランス着果を心がけます!
上部の
枝の先端でも
着果させることで
枝が垂れ下がります。
枝が動くことで
枝質が変わります。
発芽しやすい枝に成るのです。
枝が動くことで刺激を受けて
ホルモンが変化しやすいからです。
よって、立枝の場合みかんを
成らせてから切ることをお勧めします。
(果頂部下向き)
☆発芽について
〇摘果をした跡から発芽します。
摘果後(跡)は応急的な考え
早急に樹勢維持・回復が目的で
素晴らしい芽は出ないことが多いです。
着花しても直花が多くなります。
〇枝が垂れ下がった時
枝の背からも発芽します。
枝の背からは
強い芽、健全な芽が多くなります。
有葉花が期待出来る芽です。
直花が着きにくいので樹勢維持しやすいです。
☆強い芽
健全な芽とは
止め葉(先端の葉)大きめ
葉が真っ直ぐ波打たない
葉が上向きになっている
芽が真っ直ぐ伸びる(先端も曲がらない)
立枝はホルモンが
溜まりやすい場所です。
ホルモンが活発な場所です。
頂芽優勢によります。
発芽に関わる3つの
ホルモンが揃いやすい場所です。