【冬期管理】ふりかけ堆肥エコ“ジベレリン抑制”堆肥の10倍パワー

土壌改良
(土壌改良 ふりかけ堆肥エコ)

みかん管理
早生みかんです。


水田転換園で
施肥は減量体系です。

肥料を減らすということは
自然に収穫量も減ることに繋がります。


ここの園地での目標は

収量を減らしてでも

品質を上げて
平均以上にすることです。

雨が降ると水浸しになるので

窒素以外の養分が
吸収し辛い状態です。

窒素が良く効きすぎることで
ジベレリン活性が起こりやすくなります。


よって


ジベレリン抑制です!

栄養成長を
緩和するということです。

どんなに素晴らしい

肥料でもその効果が
引き出せないということです。

よって肥料(窒素成分)半分まで落とします。

その代わりに
土作りや根作りに重点をおきます。

堆肥の10倍のパワーがある

ふりかけ堆肥エコを
施用するようにしています。

10aで5袋くらい
撒くようにしています。
土壌改良
(ふりかけ堆肥エコ)

撒き方は背負いで
根本付近に撒いていきます。
(背負い:サンパー)

粒状になっているので
機械でも散布が可能です。


堆肥1トン分の腐植分

ふりかけ堆肥エコは
5袋で補給できる優れものです。


効率良く腐植分を補うためには

労力軽減として
有効だと思います。


たまに言われるかもしれません。

肥料が半分だから

樹勢が弱ってダメ
隔年結果が酷くなるんだと。

そんな時は
このように答えます。


切り上げ剪定で
樹勢とホルモンを強化しています。

耐候性に優れ
品質も上げやすいんですよ。


隔年結果を改善するためには

肥料よりも
剪定と摘果などで
着果調整をしっかりやることです。

特に花減らしの剪定は大切です。

そして
こう付け加えます。

窒素過多=発根阻害

発根無い=窒素のみ吸収しやすい

窒素過多=ジベレリン活性

ジベレリン活性=樹冠拡大(徒長枝増えやすい)

ジベレリン活性=細胞の縦肥大(例 腰高みかん)

細胞の縦肥大=窒素のみ吸収しやすい状態

えぇ~難しくてわからないと言います。

人の考える足し算方式は

植物にとって本当に
必要か考えてみてくださいよ。

必要ではないのですか?

個人的見解ですが

教科書で言うほど
必要ではないと考えます。


平らな園で
流亡は少ないので

半分以下の肥料で
問題は無かったです。


切り上げ剪定と摘果と
土壌改良がしっかりできたなら

肥料(NPK)を減量しても
問題ないということなんですね~

そういうことです。

肥料を考えるより
切り上げ剪定を考えましょう。


剪定の腕を上げて
植物ホルモンを理解することです。

そこまでできるようになったら

もっと肥料の使い方が上手になりますよ。

へぇ~そうなんですね~


ふりかけ堆肥エコ


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