令和6年は表年“みかん徒長枝”剪定で整理が必要?
2024年01月19日
(1月 青島みかん徒長枝)
みかん管理
青島みかんです。
令和6年度は
表年が予想されます。
着果過多による
樹勢低下が心配される年です。
みかん徒長枝は
剪定で整理が必要です!
そのままでは
直花が大量に着いてしまいます。
花減らしとしての剪定
徒長枝の枝の
本数を整理(減らす)することで
有葉花(果)を
着けることが可能です。
本数を減らしておかないと
有葉花(果)は期待できません。
剪定では葉の量で
2割までしっかり切っていきましょう。
樹勢維持・強化
果実品質に期待が持てます。
剪定を行わずに
肥料や農薬だけを一生懸命行っても
経費ばかりが嵩むだけです。
収穫量の確保
みかん品質向上のためにも
剪定は大切です。
3年に一度は
沢山切るような剪定より
毎年
少しずつ切る
剪定をお勧めします。
(みかん徒長枝)
◇徒長枝の原因
・上向きの太い果梗枝
剪定の時や摘果をしながらでも
見つけたらハサミで除去しておきます。
果梗枝の剪定だけでも行えると良いです。
・窒素過多
樹齢や樹の大きさにに関わらず
肥料ばかり沢山撒いてしまう場合があります。
植物は自分の力で十分成長できます。
余分に肥料を与えてしまうと
栄養成長を強めるので注意です。
栄養成長と生殖成長のバランスが重要です。
・土作り根作り不足
堆肥や腐植資材の補給が必要です。
窒素過多では発根阻害が心配されます。
発根が弱くても窒素分だけは吸収できます。(他の養分吸収疎外)