カメムシ“集合フェロモン”他へ行ってください…

チャバネアオカメムシ
(早生みかん ツヤアオカメムシ)

みかん管理
早生みかんです。

この写真は9月の頃です。

みかん段々畑でした。

カメムシの
襲撃にあいました。


カメムシ吸汁害です。


集合フェロモンが発生されました!

1樹カメムシ
30頭オーバーでした。

主にはチャバネアオカメムシでしたね。

疎らでカメムシを
見るくらいなら問題ありませんが

集団となると話は別です。


吸汁害が心配されるからです。

集合フェロモンだけは勘弁してください。

どうか他へ行ってください!
と思いますね。

カメムシ吸汁
(チャバネ 吸汁直後)

チャバネアオカメムシなどは夜行性で

どちらかというと
夕方から夜にかけて
動きやすいと言われます。

照明にも良く集まってきます。

栄養状態の良い
オスのカメムシが夕方頃から

“集合フェロモン”を発生します。

これは広範囲に影響を与え

同類のカメムシが集合するのです。

我が家の
青島みかんでは

この“集合フェロモン”により

チャバネアオカメムシ
ツヤアオカメムシ
クサギカメムシ
マルカメムシなどが

集まってきました。

吸汁害については
あまり無いと考えています。

カメムシは
寄りやすい場所や
寄りやすい条件があります。


スギやヒノキが近くにある場合

カメムシの密度が
高まる可能性が高いです。


もしも
集合フェロモンにより
カメムシの集団を見かけたら

そのみかんの樹の
状態を良く観察しておきましょう。


対策のヒントが
見つかるかもしれません。



クサギカメムシ


同じカテゴリー(みかん栽培指導)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。