【切り上げ剪定】環境に適応“植物ホルモン”変化に対応

ウッドチッパー
(R5.2.20 切り上げ剪定)

みかん管理
青島みかんです。


切り上げ剪定でザクザク進めます。

植物は自然界からの刺激を受けて

環境に適応しながら生きています。


植物ホルモンは
重要な役割を担っているのです!


栄養成長 縦の伸長
生殖成長 主に果実(花)の成長

光合成 受光容積を確保するために葉を立てる

根っ子拡散 土壌が硬いほど(小石あるほど)
        根っ子が拡散して増えていきます。

窒素過多 細根が増えません、微量要素吸収疎外 ジベレリン活性

植物ホルモンは

各植物ホルモンに
特異的な受容体と結合し


植物の成長や反応を調節しています。

みかんの管理=ホルモン管理

チッパー
(剪定屑粉砕)

現在
確認できている
植物ホルモンは9種類


オーキシン
ジベレリン
サイトカイニン
エチレン
アブシジン酸
ブラシノステロイド
ジャスモン酸
ストリゴラクトン

一つの植物ホルモンでも

多様な機能を持つ上に

濃度によっても
全く違う効果を示します。


【例】

9月のジベレリン:成長遅延効果狙い 浮皮軽減(遅延)

ジベレリン ⇒ 活性型と不活性型2種あり

ジベレリン濃度が薄まるタイミングで

高濃度の
ジベレリンを散布すると


植物は成長を緊急停止させる(多すぎるので止めろ)

樹体への負担も考えた方がいいのでは…


※植物バイオサイエンス参照


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