【早生みかん】理想CN比“有葉果増”高品質狙い!

早生みかん
(早生みかん 有葉果)

みかん管理
早生みかんです。

みかんには有葉果と
直花果の2種があります。

園地環境や着果状態
天候によりみかん内容が変わります。

天候任せの
みかん栽培なら
特に気にする必要はありませんが


少しでも
内容を良くする
糖度を1%でも高くする

高品質みかんを狙うのなら

直花果ではなく
有葉果を増やすべきです。


CN比を高めることで
有葉果の増加に期待できます!


重要なのは
秋期のCN比です。

既に花芽分化は始まっています。

花が咲く時に
何かを頑張っても
有葉果を増やすことはできません。


早生みかん
(早生みかん)

C:炭水化物(光合成産物)
N:窒素(肥料など、雨水)


CN比が高い 
⇒ 炭水化物の割合が高いことです。

CN比が低い
⇒ 窒素分の割合が高いことです。

C(炭水化物):N(窒素分)

早生みかんなら
6:4以上が目安です。

7:3であれば
最も良いとされます。


実際にCN比を
計測することは難しいので

有葉果の割合で判断します。

探さなくても連続して
有葉果がある状態です。

ただし、温暖化や
隔年結果があると難しいです。


半分半分くらいであれば合格ラインと考えます。

有葉果50%くらい
直花果50%くらい


な感じです。

早生みかん
着果レベル3~4くらいの時
有葉果(花)が多くなっているはずです。


意識しても
理想のCN比までに
辿り着くことは難しいです。


頑張ることは剪定と摘果です。





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