【切り上げ剪定】樹勢維持“ホルモン強化”等級・階級安定

切り上げ剪定
(R4.9.16 早生 切り上げ剪定)

みかん管理
早生みかんです。


50年生老木
基本管理を徹底し
樹勢をなんとか保っています。


切り上げ剪定により
ホルモン強化に努めています!

植物ホルモンを活かすことで

等級(品質)や
階級(サイズ)を
安定させることが可能です。


近年の
異常気象下に
おけるみかん栽培は

難しくなるばかりです。

従来の教科書通りでは
カバーしきれないこともあります。

角度を変えて
向き合うことも大切です。


切り上げ剪定
(内なり活かす)

切り上げ剪定により

樹勢強化や維持と
ホルモンバランスを整えることで

内成りみかんもある程度
等級・階級を上げることが可能です。

腰高みかんが多くなった
浮皮みかんが多くなった


これらは
雨などの環境要因が大きいですが

植物は厳しい環境条件を

生き抜くために
ホルモンを変化させます。

植物自身の
成長を優先します。


果実の方は後回しになります。

常にジベレリン活性が
優先されやすくなります。


ジベレリン=栄養成長(樹 主に縦の成長)

ジベレリンを活性化させてしまうと

腰高みかんや
浮皮みかんが増えたりします。


栄養成長から
直ぐに切り替えることはできませんが

生殖成長を
考えたらいいのです。


ジベレリン以外のホルモン

アクセルではなく
ブレーキのホルモンを動かせばいいのです。


有葉果(花)が少ない=ジベレリン活性
直花果(花)が多い=ジベレリン活性




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