【着果管理】花は大きく“果実は小さく”内容重視 ストレスに耐える!

みかん摘果
(R4.8.4 みかん肥大状況)

みかん管理
早生みかんです。


切り上げ剪定を進め
ホルモンの強化に努めています。

果実内容を
意識して栽培に励みます。


そのため


花を大きく咲かせて
果実は小さく作ります!


内容重視のため
常にストレスを与えていきます。

ストレスに耐えられるよう
切り上げ剪定でホルモン強化です。


花を小さく咲かせてしまうと

ストレスをかけた時に
果実肥大が止まってしまい


収穫量を極端に
落としてしまう心配があります。

また、
花が小さいと
内容低下の心配もあります。


写真の果実サイズは40ミリです。

サイズの目安ですが

8月1日時点ではMサイズ
8月10日時点ではSかMサイズです。

特に早生みかんでは
中玉~やや小玉サイズを狙っていきます。


切り上げ剪定
(下垂して果実肥大にブレーキ)

みかんの向きは
肥大状況に影響します。

大きくして
収穫量を稼ぐだけなら


上向きのみかんを残して
下向きのみかんは摘果します。


枝を下垂させる必要も
切り上げ剪定の必要もありません。


みかんの内容重視
小玉~中玉で揃えるためには

切り上げ剪定で枝を下垂させます。

下向きみかんを残して
上向きみかんを摘果します。


枝が下垂して
ブレーキホルモンが活性します。


アクセルホルモンの
ジベレリンが弱まるので

雨が大量に降っても
みかんの品質が維持できます。


腰高みかん
軸太みかん
浮皮みかん
ヘタ周りの劣化

それほど
心配いらなくなります。


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