【みかん病害対策】 “果頂部下向きみかん”病害対策になる?

果頂部下向き
(R4.7.21  早生みかん 水田転換園)

みかん管理
早生みかんです。

水田転換園
病害(そうか病)発生。


病害対策として

果頂部が下向きのみかんを上手く使います!


ジベレリン活性を
避けられるからです。


絶対はありませんが

上向きみかん
軸太の上向きみかんよりは


病害果が少なくなります。


果頂部下向きみかん
(果頂部下向き)

ジベレリンは上部に
動きやすいホルモンでもあります。


上向きで軸太みかんでは

ジベレリン活性により
病害が発生しやすいものです。


特にそうか病や
かいよう病が発生しやすくなります。

エチレンやジャスモン酸を活性させて
病気を出さないように心がけたいですね。


下向きみかん
(切り上げ剪定 ⇒ 枝が下垂しやすい)

切り上げ剪定により
枝を切り上げていきます。

切り上げると
下垂しやすくなります。


下垂するとホルモンが変化します。

アクセルホルモンから
ブレーキホルモンに切り替わります。


軸は比較的細く
果形は割と扁平
果皮は滑らかになる

ブレーキホルモン

エチレン:耐病性
ジャスモン酸:病害応答、傷害応答 香り 体質強化 病害に強くなる。
アブシジン酸:糖度ホルモン


水田転換園


同じカテゴリー(みかん栽培指導)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。