【水田転換園】品質維持に苦戦“ジベレリン活性”水溜まり園地
2022年05月29日

(R4.5.10 早生 水溜まり園)
みかん管理
早生みかんです。
品質維持に
苦戦を強いられる
水溜まりのできる園地です。
油断するとジベレリン活性です!
ジベレリンが活性化すると
栄養成長に傾き
みかんの品質維持が難しくなります。
ようやく、少しはマシな
有葉花が着くようになりました。
ジベレリン活性を抑えるよう
切り上げ剪定や
窒素分の加減に注意しました。

(長くなる新芽)
ジベレリン活性の抑制に努めても
完全に抑え込むことは難しいです。
今年発生した新芽も
無駄に弱く伸びてしまいました。
無駄に弱く伸びる原因も
ジベレリン活性のうちの一つです。
ブレーキホルモンの
エチレンが発生すれば
芽は止まります。
止まったら緑化促進です。

(水田転換園)
ジベレリン活性対策
・切り上げ剪定を継続する。
・窒素過多には注意する(水=窒素)。
・上向きの太い果梗枝は除去する。

(マシな新芽)