(R6.8.24 ゴマダラカミキリ)
みかん管理
早生みかんです。
水田転換みかん園
切り上げ剪定継続園です。
水が多く病害虫が
発生しやすい場所です。
ゴマダラカミキリ見つけました!
温暖化の影響
長期の高温・乾燥により
自然界における甲虫目の
勢力が弱まったかもしれません。
6月頃にパラパラと
発生がありましたがその後は
カメムシ目の
勢いに負けました。
ただし
8月以降に
ゴマダラカミキリは
少数ですが
発生がありました。
気が付くと
みかんの根元には
幼虫の食べカスが
見られるようになりました。
(ゴマダラカミキリ)
同じく甲虫目の
コガネムシ科のカブト
クワガタ科のクワガタについては
発生が少なくなりました。
暑さもありますが
樹液の出方が弱かったと思います。
甲虫目については
環境の影響を
大きく受けやすいです。
産卵数についても
クワガタの♀10~20
ゴマダラカミキリ20~200以上
カメムシ目と比べると随分少なめです。(200~500)
また、
産卵場所には拘るので
幼虫の生きる環境が
揃わないと産卵はしません。
カメムシ目は簡単に
葉裏や
果実の表面に
まとめて産卵します。
甲虫目の方が
カメムシ目よりも
環境適応能力が低いと考えます。
温暖化や
環境変化が進むと
甲虫目の個体数は
減少していくと考えます。
三ケ日では
カブトムシが
極端に減少しています。