【みかん管理】ホルモン強化“切り上げ剪定”切り替える

早生みかん
(R5.6.1 早生みかん 湖西 )

みかん管理
早生みかんです。

これまで
切り下げ剪定で
進められてきましたが


切り上げ剪定への切り替えです!


ホルモンを強化していきます。

園主さんの話では

3年ほど剪定が
できていないとのことでした。

樹が若いので
枝の先端部には
有葉果が着いていました。


今からなら
まだ、間に合います

数年でホルモンが
変化してくるはずです。

ホルモンの流れが

滞っているので
枝数を減らしていきます。


下垂枝や弱った枝を外していきます。

みかん腰高
(みかん腰高)

みかんの形をチェック

腰高みかんが散見されました。

摘果で落としながら
果形を揃えていくことになります。


管理スタート時点で
品質の劣る心配があります。

なるべく
扁平なみかんを増やし
内容の向上に努めたいものです。


腰高みかん=縦の肥大強め

みかんの房数が
少なくなりやすいです。

成長ホルモンの中で

ジベレリン、サイトカイニン、オーキシンがありますが

オーキシンが足らない状態です。

切り上げ剪定で
立枝を使いオーキシン増量


縦肥大より
横肥大に切り替えたいですね。

オーキシン=横肥大に関与

サイトカイニン=細胞分裂促進に関与(房数増量期待)

ジベレリンが強いと
腰高みかんだけでなく


軸太みかんになり
品質が劣りやすいです。

ホルモンの影響は

葉っぱや果実に出やすいです。

ホルモンは直ぐに変わりません。

早めの対策を!


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