【大玉みかん】地味だが重要“果梗枝の処理”ホルモンの乱れに!
2022年10月31日
(R4.1013 青島みかん)
みかん管理
青島みかんです。
青島10年生の若木
無摘果でしたが
3Lクラスの
大玉みかんに成りました。
果梗枝の処理が不徹底でした。
上向きの
太い果梗枝が
残ったままだったのです。
なるべく
除去するよう
心がけています。
残したままだと
質の劣る有葉果で
大玉果になる
可能性が高まります。
窒素分は控えめでしたが
植物ホルモの力で
肥大してしまいました。
大玉(粗皮)=ジベレリン活性
ジベレリン活性=栄養成長(樹の拡大、縦の肥大)
ホルモンの乱れは
高品質みかんが難しくなります。
(上向きみかんの 果梗枝)
上向きの
太い果梗枝を
そのままにしておくと
後から
芽が徒長したり
太くて長い枝になり
品質が劣るみかんが着きます。
ホルモンバランスが
崩れた芽とも言われます。
栄養成長に走る芽と言うことです。
美味しいみかんは生殖成長です。
太い上向きの
果梗枝から発生する芽は
アクセルを踏み過ぎた芽と言うことです。
直ぐには美味しい
みかんは成ってくれません。
ホルモンバランスが
整うまで待つしかありません。