【大玉みかん】地味だが重要“果梗枝の処理”ホルモンの乱れに!

青島みかん
(R4.1013 青島みかん)

みかん管理
青島みかんです。


青島10年生の若木

無摘果でしたが

3Lクラスの
大玉みかんに成りました。


果梗枝の処理が不徹底でした。


上向きの
太い果梗枝が
残ったままだったのです。

なるべく
除去するよう
心がけています。

残したままだと
質の劣る有葉果で

大玉果になる
可能性が高まります。


窒素分は控えめでしたが

植物ホルモの力で
肥大してしまいました。


大玉(粗皮)=ジベレリン活性

ジベレリン活性=栄養成長(樹の拡大、縦の肥大)

ホルモンの乱れは
高品質みかんが難しくなります。
果梗枝
(上向きみかんの 果梗枝)

上向きの
太い果梗枝を
そのままにしておくと

後から
芽が徒長したり


太くて長い枝になり
品質が劣るみかんが着きます。

ホルモンバランスが
崩れた芽とも言われます。


栄養成長に走る芽と言うことです。

美味しいみかんは生殖成長です。

太い上向きの
果梗枝から発生する芽は
アクセルを踏み過ぎた芽と言うことです。


直ぐには美味しい
みかんは成ってくれません。

ホルモンバランスが
整うまで待つしかありません。


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