【早生みかん】ストレス栽培“小玉S・M狙い”来年に向けて
(R4.10.28 早生みかん 表年)
みかん管理
早生みかんです。
令和4年は表年でした。
着果過多樹が多く
摘果管理には苦労しました。
着果ストレスをかけながら
3回に分けて摘果を進めました。
サイズはS・Mで揃えられました!
また
雨年でもあり
果実内容が
なかなか思うように
上がらず心配しました。
10月後半からは
ようやく晴天に恵まれて
果実内容は
例年並みまで回復してきました。
チョッと酸味が
弱い所が気になりますが。
着果ストレスと養分ストレスを
長期間かけ続けてきました。
極端な
樹勢低下が
心配されますので
収穫後は長期間の乾燥が続く場合
潅水を行い
樹勢維持・回復に
努められるといいです。
それから
剪定は遅め軽めで行います。
下垂した枝を
しっかり除去する
切り上げ剪定をお勧めします。
(早生みかん)
早生みかんに
言えることかもしれません。
表年(着果過多)の場合
有葉花よりも直花が多くなります。
直花果の特徴として
軸太みかんや
腰高みかんに加え
中身のフクが
厚くなる傾向があります。
令和4年
雨年だったことで
それらの傾向が
強まったと考えます。
次年度の課題として
〇切り上げ剪定の徹底
根気よく成疲れの枝を外す。
〇有葉果(花)の増加
CN比を高く保つ(窒素調整)
〇扁平みかんの増加
ジベレリンを抑制
オーキシンを活性
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