【みかん管理】高品質狙い“12房の有葉果”気になる縦肥大=ジベレリン活性

ヨシダstyle

2022年07月21日 17:00


(R4.6.26 早生 有葉果)

みかん管理
早生みかんです。

老木50年生
切り上げ剪定で


樹勢維持・強化に努めています。

満開後60日くらい
果実肥大は良好でした。


いくつか有葉果を
輪切りにしてみました。


12房の有葉果で品質向上に期待できます!



(早生みかん 輪切り まずまず)

有葉果では
12房を多く確認できましたが


直花果では
10房の果実も見られました。

気になる点は
房の形が歪であることです。


キレイに揃った房ではありません。

また中の服(ジョウノウ)が白く
厚みを感じる果実も見受けられました。


食味に影響します。


(早生みかん 輪切り 房が少しいびつ)

7月は梅雨の戻りで降雨が多くなりました。

この雨により予定よりも
ジベレリンを活性させてしまいました。

ジベレリン活性=縦肥大 ⇒ 腰高みかん

腰高みかん+軸太みかん=品質劣る

扁平になるはずの
有葉果が腰高みかんになっていました。


もう少し窒素を減らした方が

良かったかもしれません。


(気になる腰高みかん)
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