【みかん管理】高品質狙い“12房の有葉果”気になる縦肥大=ジベレリン活性
(R4.6.26 早生 有葉果)
みかん管理
早生みかんです。
老木50年生
切り上げ剪定で
樹勢維持・強化に努めています。
満開後60日くらい
果実肥大は良好でした。
いくつか有葉果を
輪切りにしてみました。
12房の有葉果で品質向上に期待できます!
(早生みかん 輪切り まずまず)
有葉果では
12房を多く確認できましたが
直花果では
10房の果実も見られました。
気になる点は
房の形が歪であることです。
キレイに揃った房ではありません。
また中の服(ジョウノウ)が白く
厚みを感じる果実も見受けられました。
食味に影響します。
(早生みかん 輪切り 房が少しいびつ)
7月は梅雨の戻りで降雨が多くなりました。
この雨により予定よりも
ジベレリンを活性させてしまいました。
ジベレリン活性=縦肥大 ⇒ 腰高みかん
腰高みかん+軸太みかん=品質劣る
扁平になるはずの
有葉果が腰高みかんになっていました。
もう少し窒素を減らした方が
良かったかもしれません。
(気になる腰高みかん)
関連記事