【みかん管理】直花で小さく咲き急ぐ花は灰色カビ病の心配あり
(R5.5.6 直花)
みかん管理
早生みかんです。
5月はみかんの
花の防除シーズンです。
適期を逃さないように
薬剤散布を心がけていると思いますが
薬剤散布だけで
灰色カビ病を
防ぎきることは難しいでしょう。
写真は
直花の塊です。
小さく咲き急ぐ直花は
灰色カビ病の心配があります!
花弁が纏わりついて
うまく落ちてくれないのです。
花弁を飛ばすように
勢い良く薬剤を
撒くといいともいわれますが
生理落果で
落ちる確率の高い
直花果ということもありますので
無駄な薬剤散布になる可能性が高いです。
小さく咲く
直花が良くないので
直花でも大きく咲かせるように
生育を無理に
煽らないことですね。
気温を急に高くしないこと
(できない)
窒素過多に
気を付けることですね。
栄養成長に
偏りすぎないように
管理することが大切です。
(早生みかん 有葉果)
同じ園地の
有葉果の様子です。
花弁が調子よく落ちています。
花弁が大きいからです。
花が咲き切るので落ちやすいのです。
もしも
薬剤散布が
ヘタだったとしても
原因となる
纏わりつく
花弁がないので
灰色カビ病の
リスクは軽減できるはずです。
なるべく
たくさんの
有葉果を付けて
病気を軽減して
果実内容の向上に
努めていきたいですね。
丁寧に薬剤を撒くことも大切ですが
直花(果)が多いと
思うようにいかないことがあります。
関連記事