【青島みかん】切り上げ剪定“高品質みかん”大玉抑制
(12月青島みかん収穫期)
みかん管理
青島みかんです。
温暖化により12月に入っても
20℃を超える
暖かい日が多かったです。
晴天が続いてくれてことで
果実内容や体質には影響が少なく
高品質みかんが
保たれたと思います。
切り上げ剪定は
ホルモンを強化することで
肥料を減量しても
大丈夫な状態を作ります。
高品質みかん狙いです!
樹を強くし耐候性の強化
蒸散能力を活性化し
浮皮みかんの軽減と体質強化
窒素を加減し
CN比を高めることで
有葉果の増加も狙えます。
肥料が減量されているので
摘果が弱いとダメです。
摘果に自信が無い
人にはお勧めしません。
大玉みかんを抑制するためにも
肥料は多く撒かないこと
ストレスをかけるように努めています。
◇ストレス
着果ストレス(着花レベル3.5~4.0くらいは欲しい)
養分ストレス(窒素減量体系)
高温・乾燥ストレス(自然任せ)
(急こう配 みかん園)
水捌けのいい
急傾斜地のみかん園です。
肥料を普通に撒いても
相当流亡してしまうと考えます。
よって肥料よりも
土壌改良資材に力を入れています。
ふりかけ堆肥エコ
ネバリンなどを施用します。
発根の促進のためにもなりますね。
窒素過多は発根阻害になりますので。
窒素が多い方が
樹が元気になるんでしょう?
いえいえ
ホルモンバランスを乱します。
発根弱まるので
サイトカイニンが作られません。
窒素過多は発根阻害の心配あり。
発根が弱まると
窒素以外の吸収が弱くなる。
窒素だけは吸収できてしまう。
そうすると?
ジベレリンばかりが活性します。
樹上部の芽が
徒長しやすくなります。
土壌改良資材に
切り替えていくべきと考えます。
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