【青島みかん】CN比“有葉果”ダメな時もある?
(R5.6.12 青島 有葉果)
みかん管理
青島みかんです。
梅雨時期の中
作業は思うように進みませんが
生育は進み果実の
肥大状況も良好になっています。
水田転換の青島みかん園です。
CN比高く
有葉果は多く!
CN比が低いと
有葉果が少なくなるので
意識して管理しています。
CN比が高い低いは
有葉果の割合で判断しています。
切り上げ剪定に切り替えてから
順調に有葉果が増えて来ました。
まだ、隔年結果があるので
最小限に止められるよう
・切り上げ剪定の徹底(花減らし剪定)
・適切な着果管理(丁度良く)
・窒素過多に注意(細根減少するから:サイトカイニン欲しい)
など、自分なりに注意してはいます。
ただし、有葉果が出たからと言っても
全ての有葉果が
秀品になるわけでもありません。
調子の悪い有葉果もあります。
(活力ある葉 ジベレリン活性回避)
ジベレリン活性
果実内容を左右するのは
植物ホルモンが関わっています。
中でもジベレリンが大きく影響します。
ジベレリン=栄養成長:縦の成長、樹の拡大
ジベレリンはゼロでは
いけませんが強過ぎも問題です。
〇ジベレリンを抑える工夫
・切り上げ剪定の徹底(立枝は使う)
・上向きの太い果梗枝はなるべく除去
・窒素を与え過ぎない
☆ジベレリン適正の見方
・葉が上向き、真っ直ぐ
・果梗枝が細め
・果形は扁平
・葉色が淡い
・大玉にならない
・果皮傷害が少ない
個人的見解のため参考までに。
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