【青島みかん】CN比“有葉果”ダメな時もある?

ヨシダstyle

2023年07月01日 17:00


(R5.6.12 青島  有葉果)

みかん管理
青島みかんです。

梅雨時期の中
作業は思うように進みませんが

生育は進み果実の
肥大状況も良好になっています。


水田転換の青島みかん園です。


CN比高く
有葉果は多く!


CN比が低いと
有葉果が少なくなるので

意識して管理しています。

CN比が高い低いは
有葉果の割合で判断しています。

切り上げ剪定に切り替えてから

順調に有葉果が増えて来ました。

まだ、隔年結果があるので

最小限に止められるよう

・切り上げ剪定の徹底(花減らし剪定)

・適切な着果管理(丁度良く)

・窒素過多に注意(細根減少するから:サイトカイニン欲しい)

など、自分なりに注意してはいます。

ただし、有葉果が出たからと言っても

全ての有葉果が
秀品になるわけでもありません。

調子の悪い有葉果もあります。


(活力ある葉 ジベレリン活性回避)

ジベレリン活性

果実内容を左右するのは
植物ホルモンが関わっています。

中でもジベレリンが大きく影響します。

ジベレリン=栄養成長:縦の成長、樹の拡大

ジベレリンはゼロでは
いけませんが強過ぎも問題です。

〇ジベレリンを抑える工夫

・切り上げ剪定の徹底(立枝は使う)

・上向きの太い果梗枝はなるべく除去

・窒素を与え過ぎない

☆ジベレリン適正の見方

・葉が上向き、真っ直ぐ

・果梗枝が細め

・果形は扁平

・葉色が淡い

・大玉にならない

・果皮傷害が少ない

個人的見解のため参考までに。




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