【切り上げ剪定】植物ホルモン“扁平な有葉果”ジベレリン強くしない?

ヨシダstyle

2023年05月26日 17:00


(R5.5.5 早生みかん 有葉果)

みかん管理
早生みかんです。

切り上げ剪定でホルモン強化です。

果形の良好な
有葉果を狙います!


ジベレリン活性に
ならないように管理を進めます。

〇ジベレリン活性

・腰高果の増加心配

・花が咲き急ぐ(有葉花、直花)

ジベレリン活性=花(果)の質が落ちやすい

みかんの内容は
小さいうちに決定します。

花が咲いて
満開後50日~70日くらいで決定。


大体8月上旬頃です。

これまでに
ジベレリンが高くなり過ぎると


果形、体質、内容が
期待より劣る心配があります。

窒素は慎重に撒いた方がいいと考えます。


雨が多ければ少な目
雨がなければ普通くらい


(有葉花 多数 狙う)

〇ジベレリン活性の原因

・剪定

立枝を切るとジベレリン活性
根っ子を傷めやすい


・肥料

窒素が多いとジベレリン活性
根っ子を傷めやすい


地下部は見えにくい部分でもあります。

根っ子を傷めると発根が鈍ります(一時的、発根しない)

サイトカイニンが作られなくなります(不足する)

サイトカイニン=葉の老化抑制物質

サイトカイニン不足すると落葉の心配があります。

また、良質なな花や芽が出せなくなります。

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