【青島みかん】本数の整理“夏秋梢の処理”力をまとめる!

ヨシダstyle

2023年04月02日 17:00


(R5.3.1 青島 夏秋梢)

みかん管理
青島みかんです。

切り上げ剪定で
サクサク進めてはいますが

直ぐには
隔年結果が
治らない樹もあります。

少し時間がかかります。

多数の長い
ツンツンした芽がありました。


夏秋梢の処理が必要です!


そのままでは
力が分散しすぎていますので

本数を減らして力をまとめます。

同じ場所から
複数の芽が出ている場合は

なるべく1本にします。

残った1本の枝の
先端部に有葉花を着けるためです。

直花は
落ちやすいので
無駄花とも言われます。


養分を浪費しますからね。


(複数の夏秋梢)

なぜ夏秋梢が出るのですか?

・ホルモンではジベレリン活性です。

・窒素が過多の可能性があります。

・窒素入る=ジベレリン活性

・短く止めるためにはエチレンが必要。

・上向きの太い果梗枝を残していた。

春芽は素晴らしい!!

夏芽はまあま良い!

秋芽は内容低下(弱い直花)

芽は長くてもいいですが
真っ直ぐバチっと止めることです。

写真のような
夏秋梢はヒョロ長い感じです。


窒素を少なくするとヒョロ長くなりません。

切り上げ剪定にして

年間窒素量を
10㎏前後まで抑えると
夏秋梢はあまり出なくなります。

立地条件にもよりますので参考までに…

関連記事