【みかん直花果】当初“果形イマイチ”ジベレリンよりオーキシン

ヨシダstyle

2022年06月02日 17:00


(R4.5.11 早生 直花果)

みかん管理
早生みかんです。


満開が早かった樹では

落弁も一段落し

みかんの果形が
見えるようになりました。


みかん直花果
果形イマイチの状態です!


早生みかんでは

丸型や腰高果の
多い傾向があります。


植物ホルモンでは

ジベレリンよりも
オーキシン活性で
へん平果に期待できます。



(早生みかん 着花過多)

特に直花果では

果形が丸型や
腰高果になりやすいです。


有葉花であれば
へん平果も増えてきます。

早生みかんの性質状
仕方がないとも言われますが


果形を意識して管理することで

へん平果は可能です。

植物ホルモンの
ジベレリンを活性させないことです。

・切り上げ剪定
・窒素量を多くしない
・隔年結果を緩和
・他のホルモンを増やす


植物ホルモンについて

ジベレリンは
縦伸びに影響します。


オーキシンは
横肥大に影響します。

オーキシンを増やすことで
へん平果に期待できるのです。


オーキシンは
新芽の先端部で作られます。

着花レベル5では

新芽が無いので
オーキシンも作られず


丸型や腰高果になるのが自然です。

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